私メが何とも情けないチョンボをやらかし水を差したかと心配しまし
たが、皆様には少しも動ずる事無く（！？）しりを取って下さり、ここ
に目出度く神無月の巻は完結しました。

　先の 129 迄に続き 130 からを整理しましたからご覧下さい。

130 隙間風密なる腦の憩い場所　　　　　燎岳
131 憩い場所町のお風呂で湯ざめする　　伸茶
132 湯冷めかな流れも止まぬ神田川　　　哲庵
133 神田川三畳一間の冬の月　　　　　　伸茶
134 冬の月赤提灯にふらふらと　　　　　尚
135 ふらふらと夜鷹寄り添う夜半の月　　伸茶
136 夜半の月飛び降りて観る歌舞伎町　　哲庵
137 歌舞伎町にも隔てなく空っ風　　　　帰路
　　　（参考句：歌舞伎町騒音消えし霜の朝　　　　　尚）
　　　（参考句：霜の朝さくさく食べるアップルパイ　伸茶）
138 空っ風見知らぬ男ベルを押し　　　　伸茶
139 ベルを押し鍋焼き饂飩湯気立てり　　哲庵
140 湯気立てり土鍋の穴からカレーの香　伸茶
141 カレーの香妻おしゃれして忘年会　　小春
　　　（参考句：カレーの香家路急ぐや冬ともし　　ありばば）
142 忘年会酔漢えびすに福来る　　　　　ありばば
143 福来る恵比寿様にも冬帽子　　　　　尚

[2001年12月1日 2時7分15秒]

今日ははな金明日は師走、雅子さま陣痛親子３人１２月生まれと
なるか、兎に角おめでたい限りです。

　　忘年会酔漢えびすに福来る　　　ありばば

「福来る」を頂戴して

　　福来る恵比寿様にも冬帽子　　　尚

「冬帽子」でよろしく

[2001年12月1日 0時42分0秒]

椎名町には、私もしばらくおりましたですよ。そんなわけで懐かしかったです。

歌舞伎町からカレーの香にたどり着きますとどうしても、
常に強烈なカレーの香を発していた紀伊国屋書店が思い起こされますが・・・
だいぶご無沙汰していますが、今も変わりませんか？
歌声喫茶「どん底」には一時期通いつめました。
オリオン座、楽しかったです。尚さんでも、そんな間違いをなさるのですね。

さて、ついつい長々と思い出にひたってしまいました。
カレーも、子供時代のカレー、学生時代のカレーで趣が随分変わりますね。
子供時代バージョンで、伸茶さんの「カレーの香」をいただきまして

　　カレーの香家路急ぐや冬ともし　　ありばば

ここまで書いて小春さんとゴッツンでした、気が合いますね！？

度重なるフリーズにめげず
再起動に再起動と奮闘（なぜか、きょうは）もう引き下がれな〜い
改めまして、小春さんの「忘年会」をいただきまーす！

　　カレーの香妻おしゃれして忘年会　　小春

　　忘年会酔漢えびすに福来る　　　　　ありばば

「福来る」でお後よろしくお願い致します。

[2001年11月30日 23時42分18秒]

あと一時間で師走ですねー
いろいろやらなければならない事が山積みしているのですが
なかなか捗らず、日頃の怠慢がたたっています。

ベルを押しそわそわ待つ娘冬帽子　　小春
　こういう時期も遠いむかしありました、

では　伸茶さんの

　湯気立てり土鍋の穴からカレーの香　　伸茶

「カレーの香」をいただきまして

　カレーの香妻おしゃれして忘年会　　小春

お出かけのときは簡単なカレーを作っていく事が多かった為
カレーを作っていると子供達が「お母さん今日どこか出かけるの？」
と聞かれた事を思い出します。

「忘年会」でよろしくお願いします。

[2001年11月30日 23時2分13秒]

まだ会社です。ちょいと時間待ちなのでおじゃましてます。
え〜、ぼくの江戸趣味は年季入ってますよ、特に吉原あたりは。
哲庵さんとも行きましたしね〜。ったって、樋口一葉記念館ですけど。

ところで「とも女」女史って誰？さて、

　　  ベルを押し鍋焼き饂飩湯気立てり　　伸茶

湯気立てりで尻をとり、

　　　湯気立てりクリーニング屋のプレス台　伸茶

プレス台じゃ尻取れないだろな〜

　　　湯気立てり土鍋の穴からカレーの香　　伸茶

「カレーの香（か）」でやっちくれ〜。カレーうどんだ。

[2001年11月30日 21時53分51秒]

絶滅寸前オヤジ辞典・・・哲庵
　
　ただいまー、「華金」なれど土曜出勤のある身、おとなしく帰宅。
さっそくイベント広場へ。「とも女」さんが半分義理で、というか小生が本当に
「俳句」まじめにやってんのか確かめに来てくれて嬉しいやら恥ずかしいやら・・・。　
 さて、　伸茶様の「江戸趣味」なかなかのものですね。「夜鷹」も
「絶滅寸前季語」というかうっかり使うと大変なことになってしまう
「西川口」周辺なのでありますよ。
  ふー！いよいよ年末、「絶滅寸前」のオヤジ群、なんとかのりきらなくっちゃ。
  
　　　越後屋の手代のくさめや江戸の暮　　　　伸茶
　
　なかなかの味もんですね。 一茶の句に
　　　名月や江戸の奴らが何知って・・・一茶
  ってのがありました。（「すらすら俳句術」での八木さんと一茶翁との対話、面白いですね。）
　　「とも女」女史にも無理矢理、この本押しつけてやりました。
　
　　 空っ風見知らぬ男ベルを押し　　伸茶
 　「 ベルを押し」をいただいて
　　　
　　ベルを押し木の葉舞うのみ椎名町

  アップルパイの好きなあの子のアパートは、椎名町にあったんだけど
意を決して訪れて、勇気をふるいドアのベルを押してはみたものの、
居留守使われ、みごとにふられたー。木枯らし木の葉舞うなかすごすご退散だー！
    アップルパイ好きなあの子の長マフラー・・・哲庵
  いくら何でも、「椎名町」は、ピンポイントの自意識過剰、全国展開のＰＣ俳句会
なのに、わがままが過ぎました。ご無礼多謝。

   ベルを押し鍋焼き饂飩湯気立てり
  「鍋焼き饂飩」「湯気立てり」も冬の季語だけど、許してたも、内蔵助！でっす。
「湯気立てり」でおあとよろしく。

２００１年１１月３０日　哲庵愛吐夢（埼玉県・川口市）
カミさん、浜松町に「ライオンキング」観劇会なので、子供らと鍋焼きの出前だー！

[2001年11月30日 19時22分58秒]

いけね〜。ごっつんの尚さんの尻をとっちゃった。
本家の尻は、帰路さんのこの句。さくさくっとつけちゃお〜

　　歌舞伎町にも隔てなく空っ風　　　帰路

空っ風をいただいて・・・

　　空っ風見知らぬ男ベルを押し　　伸茶

単に宅急便の人かも知れませんけど、「ベルを押し」で。

[2001年11月29日 23時52分0秒]

あちゃ〜、「夜半の冬」を「夜半の月」って、間違えた。なにしろ、
仕事の合間にちゃいちゃいと書いちゃったからさ〜

　言い訳の５０歩１００歩や衣更え・・・・だけどさ(^_^;)ゞ

「ふらふらと夜鷹寄り添う夜半の月」この「夜鷹」は夏の季語じゃ
なくて、春を売る女郎のことだからいいんだと思うんだけどさ。

「夜半の月」じゃ、♪ああ高楼の夜半の月〜♪で、「荒城の月」で
滝廉太郎だ。「夜半の月飛び降りて観る歌舞伎町・・・哲庵」
　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・サンキュー！でした。

尚さん、新宿で飲んだくれたんですね〜。ぼくもゴールデン街には
もろもろもろ・・・の思いであり。秘して花(^_^;)ゞ

　　歌舞伎町騒音消えし霜の朝　　尚

霜と言えば、「葱畑踏めば音立つ霜の朝」３句の中で一番好きです。

　　霜の朝さくさく食べるアップルパイ　伸茶

格調ないですな〜。ハハハ。ま、いいか！「アップルパイ」だ〜〜

[2001年11月29日 23時17分56秒]

歌舞伎町について

オリオン座でなくてオデオン座です洋画専門でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　尚

[2001年11月29日 22時46分53秒]

歌舞伎町いやあ懐かしい。その昔都電角筈で降り歌舞伎町の地球座や
オリオン座へ行ったものだ．花園神社へ抜ける道は昔は青線今はゴー
ルデン街と言って怪しげな飲み屋が有る。タレントくずれ作家くずれ
が色々たむろしている。でもその中から有名になる奴もいるから面白
い。昭和３６年頃クラブリーと言うのがあった。一晩で給料が無くな
ったのを憶えている。

　　夜半の月飛び降りて観る歌舞伎町　　哲庵

　　歌舞伎町騒音消えし霜の朝　　尚

「霜の朝」でよろしく

[2001年11月29日 22時41分19秒]

　「ボーナス闘争」作戦会議、ぐわんばってつかさい。出すほうは出来る
だけ少なく取る方は出来るだけ多くと言うことですから、これはエライこ
とです。

　それでは

　　夜半の月飛び降りて観る歌舞伎町・・・哲庵

　を戴きまして

　　歌舞伎町にも隔てなく空っ風　　　帰路

　「空っ風」で宜しくお願いします。

[2001年11月29日 22時17分57秒]

ただ今、赤提灯からの帰還です。・・・哲庵

尚様
　今夜は「赤提灯」２件寄って帰還です。「ボーナス闘争」作戦会議です。
尚様「赤提灯」っ演歌もありましたよ。滝の写真いいですね。愚妻が是非行って
みたいと言ってました。ボーナスが無事出たら連れて行ってあげましょう。

伸茶様　「神田川」打てば響くで感涙百斗です。
　　　ふらふらと夜鷹寄り添う夜半の月　　伸茶
  季語はなんだい。「夜鷹」、宮沢賢治の「よだかの星」」の夜鷹は「夏」の季語
「月」は秋の季語、「夜半の冬」って季語があります。
なんだっていいや。ちょいと「蕪村」風の味のある句だね。

 ふらふらと夜鷹寄り添う夜半の月　　伸茶

  「夜半の月」をいただいて　　伸茶
  
夜半の月飛び降りて観る歌舞伎町・・・哲庵

小生、学生時代、新宿歌舞伎町をよく徘徊してました。しばらくは、東京オヤジ青春
地名読み込みで行きまっせ！

この世には２種類の人間しかいないそうです。
  しりとり俳句に狂う人と
　不幸にしてＰＣ俳句会「しりとり俳句」を知らずに終わってしまう人です。

　戯言夜寒の塵と果ててもしりとり狂い止むことなし。

 ２００１年１１月２９日　哲庵愛吐夢（埼玉県・川口市）

[2001年11月29日 21時2分17秒]

尚さんの青春は、失神したロカビリーなんですね。さて、

　　冬の月赤提灯にふらふらと　　尚

「ふらふらと」いただいて・・

　　ふらふらと夜鷹寄り添う夜半の月　　伸茶

こんな事やってるバアイじゃないっす。「夜半の月」でっっす。

[2001年11月29日 14時22分38秒]

伸茶さん哲庵さんお二人ともフォークの走り頃が青春だったのですね。
こちとらは平尾昌明、ミッキーカーチスなんかの頃かなあ・・・
銀座のアシベ日劇のウエスタンカーニバルに通ったのを思いだします。

　　神田川三畳一間の冬の月　　伸茶

冬の月が煌煌と冴え渡り木枯らしがピュット吹いて来ようもんならもう
だめですねえ、帰り道に赤提灯があるんですよ。おでんに熱燗を２本そ
うなれば演歌の二三曲は仕方のないなりゆきです。

「冬の月」をいただき

　　冬の月赤提灯にふらふらと　　尚

次は「ふらふらと」でよろしく

　

[2001年11月29日 8時46分40秒]

　　　　あなたはもう忘れたかしら〜
　　　　赤い手ぬぐいマフラーにして
　　　　ふたりで行った　横町の風呂屋
　　　　いつもわたしが待たされた〜
　　　　
う〜ん、神田川は涙・涙。南こうせつ。かぐや姫。１９７３年です。
胸熱く、一句詠む。歌い出しは、Ｅマイナー。ぼろいギターが青春。

　　　湯冷めかな流れも止まぬ神田川・・・哲庵

名曲「神田川」を思い浮かべて・・

　　　神田川三畳一間の冬の月　　　　伸茶

仕事疲れもふっとんだ。一杯飲んで、もう寝まる。
「冬の月」でお次さま〜

[2001年11月28日 23時21分13秒]

いつもにこにこ笑ふキャッシュですか？・・・哲庵

今日は定時で退社。飲み会もなく健康的に帰宅。
イベント広場に馳せ参ずれば、「キャッシュ」がどうやらとか
どこの世界も「いつもニコニコ笑ふ現金(キャッシュ）」ですなぁ。

伸茶様の「湯ざめかな」をいただいて

　湯冷めかな流れも止まぬ神田川・・・哲庵

東京育ちの「団塊の世代」は「神田川」には一際思い入れがあるのです。

「神田川」でお後宜しく。

２００１年１１月２８日　哲庵愛吐夢

[2001年11月28日 18時26分37秒]

帰路さん、ご苦労さまです。
キャッシュの作業の順調なるを願っています。

　　隙間風密なる腦の憩い場所　　　　　燎岳

「憩い場所」いただいて・・・

　　憩い場所町のお風呂で湯ざめする　　伸茶

会社からの悪セスでした。「湯ざめする」でお次〜

[2001年11月28日 16時32分35秒]

弘法も筆の誤り、猿もなんとかやら。
帰路さんにしてポカありとは、ますます人間味が
溢れて来ましたね。

   　吸い込まれ出処探す隙間風　　　　　帰路

を頂戴して

　　　隙間風密なる腦の憩い場所　　　　　燎岳

やゝ風流に欠けますなあ、この言葉は。
お後「憩い場所」にて宜しく。　　

[2001年11月28日 15時43分59秒]

　そうすればそうなる事は分かっているのにチョンボをしでかしまして
しまいました。楽しいＭＳＧが綺麗さっぱり消えてしまい尻取りが滞っ
てはと、せめて前回以降の 93 からを一覧でＵＰします。

　なお、これまでのＭＳＧはキャッシュから取り出しましたから、記録
に入れる時には完全な形に致します。なんとも申し訳有りません。改め
てお詫び致します。

93  懐手してブルータス高笑い　　　　　帰路
94  高笑い虚ろに響く冬の空　　　　　　燎岳
95  冬の空夢よいっとき宝くじ　　　　　小春
　　　（参考句：冬の空いつも立ってるカーネルサンダース　伸茶）
96  宝くじ買う小春日の長い列　　　　　尚
　　　（参考句：宝くじ捕らぬ狸の２００１　　　　ありばば）
97  長い列Ｓの字眺む寒すずめ　　　　　ありばば
98  寒すずめＰＣ句会においでなさい　　哲庵
　　　（参考句：寒すずめ丸まっている金子すず　　さかな）
99  おいでなさい出湯の宿から雪便り　　伸茶
100 雪便り読んで二度寝の床の内　　　　帰路
101 床の内足かじかみし丁稚かな　　　　伸茶
102 稚かな寝床取られて隙間風　　　　　哲庵
103 隙間風男と女はなぞなぞね　　　　　伸茶
104 なぞなぞね隠密説や桃青忌　　　　　尚
105 桃青忌ネットの霧の晴れ間かな　　　ありばば
106 晴れ間かな雪の布団のふんわりと　　伸茶
107 ふんわりと赤子のほほに一葉落つ　　小春
108 一葉落つふわりふわりと風まかせ　　尚
109 風まかせみんな笑顔の神の旅　　　　伸茶
110 神の旅番茶に曇る汽車の窓　　　　　哲庵
111 汽車の窓へのへの描きぬマスクの子　ありばば
112 マスクの子それでも元気鬼ごっこ　　小春
　　　（参考句：マスクの子予防注射はケーキ付き　　尚）
113 鬼ごっこ時雨れて鬼は一人ぼち　　　尚
114 一人ぼちお茶漬け楽し塩の鮭　　　　伸茶
115 塩の鮭霜の華愛で今日の朝　　　　　ワイン
116 今日の朝山茶花なぜか咲き疲れ　　　哲庵
117 咲き疲れ風邪のアイドル賞レース　　小春
　　　（参考句：咲き疲れ十一月のわづかなり　　　　ありばば）
　　　（参考句：わづかなりいや出るんかいボーナス君　哲庵）
118 賞レースはずれ馬券の落葉焚き　　　哲庵
119 落葉焚き散歩の人も足を止め　　　　小春
120 足を止めお手を拝借酉の市　　　　　伸茶
121 酉の市値切り倒して縁起もの　　　　帰路
122 縁起ものひとくち食べて厄落　　　　伸茶
123 厄落さいふ落として独り言　　　　　ありばば
124 独り言片耳ちらり炬燵猫　　　　　　哲庵
125 炬燵猫おじやまさまです入れさせて　伸茶
126 入れさせておしくらまんじゅう終電車　哲庵
127 終電車乗客ひとり冬銀河　　　　　　さかな
128 冬銀河寝る子の夢に吸い込まれ　　　伸茶
129 吸い込まれ出処探す隙間風　　　　　帰路

　それでは「隙間風」で宜しく（間違いありませんよね？）お願いします。

[2001年11月28日 15時22分24秒]

　作業中に誤って全記事を削除してしまいました。誠に申し訳ありません。キャッシュ
から此までの記事を探して再現するつもりですが・・・ぺこり、ぺこぺこ。

　伸茶さんのあとを戴いた

　吸い込まれ出処探す隙間風　　　帰路

　が最終だとおもいますから「隙間風」で宜しくお願いいたします。もし、その後に
ＵＰされた方がいらっしゃいましたら、修正して下さい。

[2001年11月28日 12時56分46秒]